特典:(安装后在游戏主菜单追加两个ハーレム H 剧情场景,基本上鸡肋)
評価
【幼馴染JK×超美人彼女の三角関係の本気の恋愛を描いた良質なストーリー】【総合評価】92点【シナリオ】18/20点【原画】10/10点【音楽】7/10点【キャラ】10/10点【声優】7/10点【エロさ】40/40点 ★よかった点抜きゲージャンルでは『神待ちサナちゃん』に次ぐ第2位のシナリオの面白さだった。エチシーンとシナリオのバランスが絶妙、かつ言い回しや表現が独特なのでエロさが際立つ。なんとなく官能小説を読んでる感じ。また、主人公だけではなく、3人のそれぞれの視点で内に秘めた感情や劣情をうまく描いているため、どのキャラに対しても感情移入がしやすく没入感がすごかった。 起承転結がはっきりしており、転で徐々に愛が壊れていく過程が絶妙にリアルで原因が親友の不倫という点も最高に面白い。選択肢の演出も非常に凝っておりどっちのルートから進めるか真剣に悩んだ。また、ルート分岐してからも変に3Pや交互にシーンがあるとかじゃなくてそこらの抜きゲーとは違いシナリオに本気度が感じられた。 唯一の選択肢でエンディングが分岐するが、バッドエンドとトゥルーエンドと両極端に分かれており、片方のルートをやったあとにもう片方のルートをやりたくなくなる(いい意味で) 絶対に好きなキャラを後にやった方がいいと思った。筆者は作者は圧倒的に愛派なので、愛ルートのあとに星良ルートやって超後悔。愛の部屋で振るシーンは辛すぎて泣いた。演技も最高だった…。 ゲームタイトルは対照関係にあるがキャラの性格や設定も対照的で細かいところまで作り込まれている。 幼馴染の「加藤愛(CV.綾音まこ)」は、わんぱくな人懐っこい子で男が憧れるまさに理想の幼馴染で超絶可愛い。対照に彼女の「相川星良(CV.和央きりか)」は、見た目が美人で一見クールそうに見えるが実は嫉妬深い性格。ほどよいツンデレと口癖の「お馬鹿」が可愛い。 システム面についても近年まれにみる神UIUXで、場面選択があるのは進行度もわかるし素晴らしい。全ノベルゲームに導入してほしい。また、ところどころ文章中にないセリフが挟まってきていたりと最後までボイスを聞きたくなる工夫がされている。声優さんのアドリブ?っぽいものも感じるのもグッド。原画も文句なしの満点。アニメーション付きのシーンもあったりとエロさ満点。ヌキゲーとしても最上級だった。 ★悪かった点 音楽要素はやはり抜きゲーで耳に残る曲はなかった。また、主題歌やエンディングがなかったのも個人的には大きなマイナスだった。挿入歌やシナリオにあった主題歌などあれば補正がかかって95点は超えていたと思う。 さらに残念だったのは、エチシーン以外のスチルが1枚のみとなっている点。主人公が星良の胸で泣き叫ぶシーンや愛の告白シーンなど専用スチルが欲しいと思ったシーンがたくさんあった。また、星良の親友の「メグ」やゼミの先輩など重要なサブキャラの立ち絵があまりなかったのも物足りなかった。特にゼミの先輩はよく出てきていいキャラしてるのに名前すら無いのは残念。抜きゲーに求めすぎているところはあるので致し方ないが。 ★まとめ 抜きゲーでエロ特化と思っていたが、濃厚なシナリオで埋もれた名作だと思う。作者の「間崎俊介氏」の伝えたいことや意図が込められており、理解しやすい。抜きゲー路線で売り出さなければ確実にもっと有名になっていると思う。よって、同作者の『妹と彼女』があれだけ話題になったのも頷ける。(未プレイの『妹と彼女』絶対やります) 恋愛は先に勇気を出した者勝ち。そんなメッセージの強い作品だった。