ep 13「栄一、京の都へ」/ 紀行「三条小橋」// 五代才助、土方歳三初出

本編

五代才助

五代友厚(ごだい ともあつ,通称は才助(ともすけ))演:ディーン・フジオカあさが来た里也是他演的五代。。
まさかの「五代さま」再び、ディーン・フジオカ「時空超えた不思議な縁…興奮しました」 2021/05/23 10:00 NHKの大河ドラマ「青天を衝つけ」で、主人公の渋沢栄一と同じ時代に生きた実業家・五代才助(友厚)役にディーン・フジオカが起用され、話題を集めている。ブレイクのきっかけとなった「五代さま」を再び演じるフジオカは、「時空を超えた不思議な縁を改めて感じた。光栄ですし、興奮しました」と感慨深げに語る。(川床弥生) 五代友厚(1836~1885年)は元薩摩藩士で、大阪で商工会議所や証券取引所、数多くの企業を創立して近代大阪経済の礎を築いた。「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢と、「西の五代、東の渋沢」と並び称される存在だ。 フジオカは、2015年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」でも五代を演じている。波瑠が演じたヒロインを優しく見守り、導く姿が女性視聴者の心をつかみ、作中で死の場面が描かれると、「五代ロス」といった言葉も生まれた。
「青天を衝け」には、9日放送の第13回に初登場。逃亡中に潜伏していた中山道の宿場町・熊谷宿で、囲碁に興じながら薩摩弁で話す場面が描かれた。短いシーンながら、渋沢(吉沢亮)と思いがけず出会った瞬間でもあり、SNSなどでも話題になった。
「きれいにスタートを切れた。朝ドラの五代さんに引きずられていたのか、初めはこんなたたずまいでいいのか戸惑ったが、いい意味で吹っ飛ばされた。心地よかった」と撮影を振り返る。
「青天を衝け」の脚本は、「あさが来た」と同じ大森美香が担当しているが、描かれる五代の人物像は全く違うという。朝ドラではスマートな姿が印象的だったが、大河ドラマは、いわく「ワイルド」。
「野性味あふれて型にはまらないキャラクターにワクワクした。武士から一人先に文明開化していく五代さんは、変化のダイナミックさ、振れ幅の広さ、柔軟さがある。自分も願わくばそうありたい」
役作りについては、「朝ドラとはアプローチが違う。新しいことに挑戦している感覚。当時やっていたことに固執しないように意識している」としながらも、かつて五代を演じたことが助けになっている。「大森さんの脚本にちりばめられている、生きていく上で指針になるような言葉、後世に残したい思いみたいなものを、全身で受け止められている」と手応えを語る。
実は大河ドラマに出演するのは今回が初めて。「日本で役者という仕事をする以上、一度は経験してみたかったので、念願がかなった。しかも五代さんとの再会という形は、違った意味で喜ばしい」と語る。
今後は、パリ万国博覧会でのエピソードなど、さらに渋沢との関わりが増えていく。「渋沢とは両極をなす役割。新しい時代を作る中で、同じビジョンを持った人が違う環境で競い合い、高め合う。それが五代の担っている役割なのかな。これからどんな味付けになっていくのか、自分も楽しみです」
見どころは「全部」というフジオカ。長い“ロス”に耐えてきた視聴者に、ひと味もふた味も違った新しい「五代さま」を見せてくれそうだ。
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新選組

土方歳三(ひじかた としぞう)演:町田啓太
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即日后的大久保利通(おおくぼ としみち)

紀行「三条小橋」

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